FC2カウンター
プロフィール

日野光治

Author:日野光治
馬鹿と煙は高い所に登る。
しかし高い所に登らなきゃ見えない景色もある。
政治だって『庶民の目線』なんてのがもてはやされてるけど、そういう低い位置からだけしか見ていなければ道を誤る。
ということで、馬鹿は馬鹿なりに今日も好き勝手に政治放談したり山歩きをしてみたりと、気ままに生きてます。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日本オワッタ…?

まずはこの記事を見てほしい。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100819-OYT1T00997.htm?from=y10

菅首相が自衛隊制服組トップたちと会談をしたニュースなわけだが、その記事の中にこんな一文が。

ただ、首相はこの日、会談に同席した北沢防衛相に、「昨日予習したら大臣は自衛官ではないんですね」などと発言。防衛省関係者は、「首相は防衛相が文民である意味を理解していなかったのではないか」と首をかしげた。


為政者たるもの国防に関する知識がなくては務まらない。そうはいっても専門家の経験や知識量にはかなわない。だからこそ専門家との緊密な連携をとって補佐させることが必要なわけだが、菅首相はひどすぎないか?
軍事知識がないのは、戦後日本の教育を考えれば仕方がない面はあるものの、それを支える法知識が欠如してるってのはどうなんだろう。というか文民統制ってのは基本中の基本だろう。アンタいったい何年政治家やってるんだよ。
それすら理解できてない人間が全軍の指揮官? 何の冗談だろう。
国を滅ぼすのは軍部の暴走よりも、こういう国防に関して技術的なことも法的なことも理解していない人間が、政治主導の名のもとにむちゃな命令を出して自軍に壊滅的打撃を与えてしまったり、国際法上問題ある行為をさせちゃったりすることのほうなのではなかろうか。


軍事に限ったことではない。『権力を憎むものが権力を握ると最悪の権力になる』なんて言葉もある。権力を憎むものは権力の行使の仕方についての知識もなく、身についていないため、自らの権力行使に歯止めがきかず、暴走してしまう。
市民活動家上がりの菅首相は権力も嫌いだったろうし軍事についても嫌いだったのだろう。権力の行使の仕方も軍事力の行使の仕方も理解してない者が首相として政治権力の頂点に立ち、全軍の指揮官であるなど、悪夢以外の何物でもない。





まぁトップはこんなでたらめだが、国防について明るいニュースもある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000023-yom-pol

今年12月、新たに策定した沖縄・南西諸島の防衛警備計画に基づき、陸海空自衛隊による初の本格的な離島奪回訓練を実施するとのこと。

これまで防衛省は、周辺国への政治的な配慮などから、離島を想定した大規模な訓練を控えてきた。だが今年3、4月の2度にわたって、中国海軍の艦隊が同諸島の周辺海域で大がかりな訓練や挑発行動を繰り返すなど、ここ数年、中国海空軍の活動は活発化しており、日本にとって相当な脅威となってきていた。

 防衛省幹部は「中国に対し、日本は南西諸島を守りきる意思と能力があることを示す。それが抑止力となる」と訓練の目的を説明する。


周辺国への配慮から、最も必要な訓練を今までやってこなかったというのも、世界の常識からいえばあり得ない状況だったと思うのだが、それがようやくまともな対応ができるようになったのであればめでたいことである。とはいってもすでに占領されちゃってる島を奪還することまでは考えてないんだろうねぇ。

でも、中韓べったりの菅政権がよくこんな訓練を許可したものである。いや、これから難癖付けて潰すつもりなのか? いやいや、米軍との共同演習な以上、そう簡単には潰せないか? でも、米軍と話が付いていた案件をひっくり返した普天間問題のような負の実績があるからなぁ…。




まぁなんにしても、離島奪還訓練は、今回だけなどと言わずに定期的に行っていってほしいものである。
最近の中国では
http://mainichi.jp/select/world/news/20100818ddm001030020000c.html
のような妙な言説が出てきているらしい。学者のいってることで中国政府の公式見解ではないものの、中国政府が野放しにしている言説である以上、いつ公式見解に変わるかわかったものではない。沖縄も中国のものだというのが公式見解となったら、やはり武力で奪いに来るだろうからねぇ。

しかし中国の学者の言うとおり琉球併合や沖縄の日本への返還が国際法上無効だったとしても、沖縄は琉球王国のものであるか、占領したアメリカのものであって、どこをどう考えても支那のものではない。それでなんで「沖縄を中国に返還せよ」って結論が導かれるんだろう?

こんな寝ぼけたことを言っている国がある=まさに沖縄が狙われているというのに、その肝心の沖縄県民が、沖縄防衛の基礎を壊そうとしているのは皮肉なものである。沖縄には日本本土・米軍への反発から親中国的な感情も生まれつつあるというが、中国に占領された後になって、「やっぱり日本・米軍のほうがマシだった」などと言ってももう遅いということをしっかり自覚してもらいたいものである。
スポンサーサイト

テーマ : 軍事・平和
ジャンル : 政治・経済

誰か私を連れてって

さて、夏といえば富士山。詳しい日程は決まっていないが今年も富士山に登りに行くことは決まっている。
しかし登りに行くだけが富士山ではない。もう一つビックイベントがある。

http://www.mod.go.jp/gsdf/fan/fire_power/index.html

いや、これ富士山のイベントと違うし(笑)。


ということで今年は8月29日開催の富士総合火力演習である。このイベント、以前から行ってみたかったのだが、入場券が当たったためしがない。オークションで入手するのも値段がねぇ…。

今年も6月7日から応募受付が始まっている。7月7日が締め切り。当然私も応募する予定ではある。しかし毎年倍率が高いからなぁ。

で、これ、当たれば一枚の当選券で4名まで入場できる。自分で当選券を入手できるのならばそれに越したことはないが、もし当らなかったら、当選した人で人数に空きのある人に連れて行ってもらえればなぁ、と思ったわけである。

ということで、もし私の応募分が外れたら誰か私を連れてってください。

逆に私のが当たったら、自分ひとりで行くのではもったいないので、枠の残りの3人分をこの場で募集しようと思っている。ちなみに私は一般券駐車場なしで応募の予定。青少年券のほうが当たりやすいのは確かだが、29歳以下の同行者ができるかわからないのでとりあえず一般券で応募。

当たると良いなぁ…。

第1混成団の第15旅団昇格に思う

沖縄の陸上自衛隊第1混成団が26日、第15旅団に昇格した。
中国の軍備増強などを意識した南西諸島の防衛力強化に伴う旅団昇格とのことで、めでたいことである。

自衛隊がらみでは、「同盟というのは信頼してくれという言葉だけで維持できるものではない」というごく当たり前のことを言った一佐に対し「全軍の指揮官を揶揄する発言」と決めつけて処分を取りざたしたり、その一佐を擁護した三佐を「意見を言う際の正当な手続きを踏んでいない」という難癖をつけて処分したりと、器の小ささばかりが目立っていた民主党政権であるが、この沖縄の部隊の旅団昇格はとりあえずは評価できる。

いや、確かにこの旅団昇格自体は自民党政権下で決まったことではある。しかし、今までの民主党政権のやり口を見る限りでは、なんだかんだ理由をつけて計画をひっくり返したとしてもおかしくはなかっただろう。とくに中国に対する遠慮や、防衛予算の削減、隊員の充足率など、いくらでも足を引っ張る要件があるのにもかかわらず、よく計画をすすめてくれたものである。
この流れで、前政権が決定した与那国島への沿岸監視隊の駐留まで進めてもらえるのなら、なおのこと良いだろう。


ただ、字面で見る限りでは確かに増強ではあるのだが、南西諸島防衛に十分な兵力とは到底言えないだろう。
旅団と名は付いているものの、一般的な旅団が3個連隊編成なのに1個連隊しか持っていない。
また、島嶼防衛には役に立たない戦車隊や特科隊(砲兵)がいないのは仕方がないにせよ、その戦車隊・特科隊の代わりの兵力は高射隊の増強。第1混成団時代になかった偵察隊や化学防護隊が新設されてはいるものの、偵察隊などはどこの旅団でも持っていて当たり前の部隊であり、むしろ混成団時代、偵察隊もなしにいったいどうやって南西諸島の防衛をしようとしていたのか不思議に思うくらいである。
第1混成団時代から引き継いだものとはいえ、この編成・配置を見る限りでは南西諸島防衛のための部隊というより、沖縄本島(というかそこに駐留する米軍)を防衛する部隊にしか見えない。

さらに、この部隊の担当範囲は非常に広い。この広い担当地域をカバーするためには空中機動力が重要だが、持っているのはほかの旅団と同じく1個飛行隊。とても足りているとはいえないだろう。
とてもではないが、離島型旅団などといえるものではない。

ないものねだりを承知でいえば、最低でも、もう1個連隊・1個飛行隊を編入し、石垣あたりに駐屯させなければ、南西諸島の防衛には全くの不十分だろう。副次的な任務として行っている「離島からの緊急患者空輸」任務にしても、飛行隊が沖縄本島にしかいないのと、八重山列島内にも飛行隊があるのとでは大違いだろう。


こう見てくると、今回の旅団昇格を民主党政権が認めたのは、国防にも責任を持ってあたっているという言い訳として利用しようとしたのに過ぎないのではないかと思えてくる。
もちろん1個連隊・1個飛行隊の増設なんて言う大幅な編制替えをするためにはかなり時間もかかるし予算もかなりかかるだろうから、すぐには対応できないだろう。しかし、言い訳として小規模の増強でお茶を濁してよい問題ではない。
むしろ、この程度の増強で恩を売られて、何か別の面で妥協させられたりしたら、それこそ一大事である。

民主党政権にしろ、別の政党が政権を奪取するにせよ、国土と国民を守るためにはどうすべきか真剣に考えていただきたいものである。

テーマ : 軍事・平和
ジャンル : 政治・経済

検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。