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日野光治

Author:日野光治
馬鹿と煙は高い所に登る。
しかし高い所に登らなきゃ見えない景色もある。
政治だって『庶民の目線』なんてのがもてはやされてるけど、そういう低い位置からだけしか見ていなければ道を誤る。
ということで、馬鹿は馬鹿なりに今日も好き勝手に政治放談したり山歩きをしてみたりと、気ままに生きてます。

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???宇宙戦艦ヤマト 復活編??? その4

だいぶ期間が開いてしまったうえ、別の話題が挟まってしまったが、宇宙戦艦ヤマト復活編の感想の続きである。上映開始から一ヶ月近く経ってるんだからそろそろけりをつけたいところである。


さて敵要塞を退けたところで、またとんでもない代物が飛び出してくる。敵がいきなり思念体となって出てきやがった。なんじゃこれは?
というかわざわざ思念体になってまで出てきて、捨て台詞のようなものだけ吐いて帰って行ってしまう。何のために出てきたんだ?要塞が異次元に帰って行っただけならば単に通信で捨て台詞を吐けばよいし、自壊したのだとしても死ぬ間際の一言として同様のことは言えるだろう。なんでわざわざお化けにする必要があったのだろう。
というか、物理攻撃の利かなそうな相手に対して、ヤマトをどう戦わせるつもりなのだろう。SUS国人モードのような物理攻撃の利く形態も取れるのだろうけれども、いざという時、物理攻撃の利かない形態になって逃げられたら打つ手がなかろう。ヤマトの魔法攻撃なんぞは見たくないぞ。
異次元世界人の異質さを表現するためとはいえ、あまりにヤマトの世界観に合わない敵ではあるまいか。今までの作品では敵宇宙人の異質さを表現するのにメカデザインを変えることで表現していたわけであるが、今回もそれを踏襲してほしかった。とはいっても星間国家連合加盟国それぞれ別デザインにしたからメカデザインでは異質さが際立てられなかったのか…。


なんとなく戦闘が終わっちゃって、ヤマトは一路地球へ。残っている人たちを収容する。
このとき佐渡先生のフィールドパークからの連絡艇が遭難。古代の娘がのってる!!捜索に向かおうとする若者を押しとどめて自分でコスモゼロに乗って飛び出す古代。いや、自分で飛び出しちゃいかんとは思わないけど、荒天の中での遭難である以上、遭難機がどこまで風に流されたところに落ちているかわからない=捜索範囲が広がるはずであり、若者も捜索に加わらせてもおかしいことはない。まぁそれをせず自分だけで飛び出したのは良いとしよう。問題はこのコスモゼロがVTOLで古代が直接救助しちゃうところである。遭難機を発見した時、改めて救助艇の派遣を要請すると予想していたのだが、二人以上は乗ることのできないコスモゼロでそのまま救助してしまうと、はじめから娘以外は助ける気のない、ろくでもない行動ということになってしまう。

どうでもいいけどコスモゼロ、初期シリーズのが52型で今回のが21型って…。
それにコスモゼロという名称は西暦2200年制式採用される予定で、その年号末尾からつけられた零式宇宙艦上戦闘機の略称である。(ちなみにブラックタイガーは99式宇宙艦上戦闘機、コスモタイガーは01式宇宙艦上戦闘機)
さて今回の舞台は2220年。20年も前の機種を使ってるのか…。コスモパルサーが何年式なのかは知らないが、たとえて言うならば、F-15イーグルが実戦配備されて何年もたっているのにいまだにF-4ファントムを使用しているようなものである。コスモパルサーの生産数が追いついてなくてしかたなく使っているというのならまだしも、ヤマトのみならずブルーノアにも積み込めるくらいの量がある中、こんな古臭い機体を使っている理由がよくわからない。一度コスモタイガー特別仕様機をコスモゼロと呼んだことがあるのに、またもとのコスモゼロに戻ったなんてことは確かに過去作品においてあったが、数年前の機体を使うのと十数年前の機体を使うのでは全然違う。
ファンサービスといえばそれまでだが、あんな後付設定でVTOLにしちゃうのが、果たしてファンの望むことなのだろうか。


地球残留を決断する佐渡先生と真田さん。地球残留自体は別にかまわないのだけれども、その理由がわからない。若い人の席を確保するために年老いた自分の席を譲るとかいうことではないようだし、真田さんも科学者としての立場を貫きたいのならば生き残って見届けなければ筋が通らない。理由もなく死を選ぶのはかっこいいっことではないんだけどなぁ。でもまぁ、真田さんが最後の時を英雄の丘で迎えようとしたのは、らしくて良い。惜しむらくは佐渡先生が英雄の丘にこなかったこと。佐渡先生こそ英雄の丘に真っ先に来てそうに思っていたんだけどなぁ。


地球の最後を感じ取り、異常行動を起こすでもなく整然と並ぶ動物シーン。「あぁ、地球も終わるんだなぁ」と思っていたら、ヤマト環境にさっきのお化けが出てきて「お前たちがブラックホールだと思ってるあれは、実はおれたちの採掘マシンなんだよねwww]とネタばらしをしに来てくれて、「人の作った物なら人に壊せないわけがない」ってことになっちゃった。本当に、このお化け、さっきから何がしたいんだろう。

それで探査したらあっさり人工物を発見。真田さん率いる科学局は一体三年の間何を調べてたんだ?そんなあっさり見つけちゃダメだろ。科学局の探査機の観測地点よりもさらにブラックホールに近づいてやっと見つけることが出来たとか。もちろんそこまでブラックホールに近づくのは相当危険であり、たとえば信濃も特攻艇ではなく特殊観測艇ということにして、この観測のときに不慮の事故でヤマトに戻れなくなってしまったとかのほうが話として面白くできたのではなかろうか。帰艦が不可能となったことを知りながら、そのことをヤマトに気づかれないように淡々と観測データを送り続ける副長。ほら、泣けるじゃないか!!


ブラックホールの人工物の位置を特定したので、それを破壊しようということに。波動砲を撃っても重力の影響で弾道がそれるかもしれない。ならば六発分の波動砲を一挙に撃ったらどうだってことになり、その計算をしたら、真田さんの「こんなこともあろうかと」が炸裂。
しかし普通に考えたら、威力を増したところで弾道が捻じ曲げられる可能性は少なからず残っているわけであり、むしろ、六発の波動砲を一発撃つごとに電算室フル稼働で弾道解析し照準を修正しながら撃っていったほうがはるかに確立が高い作戦といえよう。いや、そのための電算室ではなかろうか。
木星の2倍もあるはずのブラックホールに突入したらその壁面(ブラックホールに壁面なんてあるわけないだろ!!壁面どころか、ここから事象の地平線だという標識すらないんだろ?)にぶつかって第三艦橋大破、サッサと避難すべきなのに「目標まであと三分」とかいうどうでもいい報告をするためにその場に居座って全滅した電算室要員。こんなのは電算室の使い方として間違っている。私だったらこうする。


照準修正しながら5発まで撃ったがまだ敵を破壊できない。
その時ヤマトに大きな衝撃が。

古代 「どうした! なにがあった!」
木下(技師長) 「ブラックホールへ落ちていく小惑星が第三艦橋を直撃した模様。外殻大破」
古代 「電算室、無事か? 応答せよ!!」
折原 「システムに異常なし。弾道解析を続けます」
桜井 「複数の小惑星がさらに接近!」
古代 「いかん!!今ヤマトは回避行動をとれない。電算室要員、直ちに避難せよ!!」
折原 「あなたたち、早く避難しなさい!」
電算ガール 「チーフは?」
折原 「私はまだ避難できないわ。この弾道解析が終わるまでは」
電算ガール 「そんなっ!!それなら私たちも残ります。お手伝いさせてください!!」
折原 「わかったわ。じゃぁ、こっちのデータの解析をお願い」

解析が終了し照準データができたその時、小惑星の第二撃。第三艦橋完全破壊。
上条の操作卓には折原が最後の瞬間に送信した最新の照準データが届いている。

上条 「まほぉぉぉぉぉっ」

波動砲最後の一発を発射。見事に目標を打ち抜く。


折原を含めた電算室要員を全滅させるなんてもったいないことをするのならば、最低でもこのくらいのドラマは見せてほしかったものである。


まぁ、とにかく六発分波動砲で決着をつけることにしたのは不満はあるが、とりあえず良しとしよう。しかしこの六発分波動砲を撃ったらヤマトの船体が持たないかもしれないって時に古代の発した言葉。「生き残るべきはヤマトではなく地球だ!!」。まぁ、言ってることは間違っちゃぁいない。間違っちゃぁいないけど、わざわざ言葉にして言うのは野暮ってもんでしょ。「一発撃てればそれで良い! 総員退艦準備!!」くらいに抑えておいたほうがよほどかっこ良いではないか。恰好良いセリフに関するセンスもないなぁ。


要塞戦以降つじつま合わせもせずに無理やり地球を救うエンディングに持っていくためいろいろ詰め込もうとして破綻したこの作品も、賛否はともかくようやく終了。
その最後の最後で「第一部完」の文字が出てずっこけたり。いや、確かに複線的に使われたシーンがそのままほったらかしになっているところはあるし、そもそも今回、真の敵は撃破していないも同然だし、続編がなければ話にならないとは思うのだが、こんなトンデモヤマトの続編ねぇ…。本当にできるの?
続編を見てみたい気持ちがないわけではないが、これ以上変なヤマトは見たくもない。
続編を作るのなら、今回の作品も一から作り直してもらいたいような気がする。


まだまだ言い足りないところはあったりするが、ひと先ず感想を終わる。
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テーマ : 宇宙戦艦ヤマト
ジャンル : アニメ・コミック

???宇宙戦艦ヤマト 復活編??? その3

だいぶ期間が開いてしまったうえ、別の話題が挟まってしまったが、宇宙戦艦ヤマト復活編の感想の続きである。

さて、中東風の街並みのアマールに到着。実はアマールも星間国家連合に加盟しており、決議違反の制裁を恐れてヤマトの退去を要求する。そういえば星間国家連合の会議にこのおっちゃん出てたなぁ。しかしこのアマールの対応がわからない。会議に出席していながら、なんで「侵略を受けた事実はない、難民を受け入れているだけだ」と事実関係を報告しなかったのか。その報告を握りつぶされたのだとしても、それならそれで移民受け入れ中止を一刻も早く地球側に通告すべきだっただろう。あるいは地球側代表に星間国家連合の会議で事情を説明できるよう便宜を図ることもできたのではないか。
そもそも地球側も移民しようとしている先の政治情勢くらい確認しなかったのか?

私ならアマールは星間国家連合に加入するかどうか世論が割れている状況で、SUSから「地球移民のことを地球の侵略の証拠だと証言すれば仲間に入れてやる。地球に有利なことを言ったり証言を断ったりすれば侵略国家の支援国として制裁の対象とする」という圧力をかけてきたってことにするんだけどなぁ。まだ加入してないから会議にも出席しておらず、星間国家連合がどんなことを決めたか(強制力のある決議なのか強制力のない議長声明にとどまるのか等)。知らなくて地球に通告が遅れたとか(それでも警告位はできたはずだが)。で、SUSの強硬策が裏目に出てアマール世論は反星間国家連合に傾いちゃうと。

どうでもいいけどガルマンガミラスはどこへ行っちゃったんだろう。確かに「完結編で」は異次元から現れた銀河との交差により壊滅的ダメージを受けた描写はあったものの、ガルマンガミラスの勢力範囲から考えれば被害の少ない星域を中心に復興が進んでるはずなのに。だって、あのデスラーが健在の上17年もたってるんだから。ボラーのほうはベムラーゼ死亡の混乱が収まらぬうちに銀河交差の天災に襲われたのだから分裂したってことはあるだろうけど。

しかしヤマトの国外退去を待たずに星間国家連合の制裁が始まってしまう。「これ以上事態をややこしくしないでくれ!」というパスカル将軍の依頼を受けて自重するヤマト。いや、いくら大人になって分別が付くようになったといっても、無辜の市民に対する空爆を座視する様な人間は古代じゃないだろ。しかもいつヤマトにも攻撃の矛先が向くかわからない状況なのに戦闘準備をするどころか錨をおろしてのんびり停泊って…。
さらに艦長室で思い悩む古代の頭に響くのは雪の声。古代なら「沖田さんならどう考える?土方さんならどう行動する?」と考えなければうそでしょ。ここで聞こえてくるのは沖田艦長の声であるべき。ヤマトっていうのはそういう男のドラマでしょ。何女々しく妻の声なんか聴かせてるんだ?

そうこうしているうちに「義のない戦に身を投ずるのは恥」と、エトスのゴルイ提督が星間国家連合脱退を決断。ゴルイ提督特攻。ヤマトはいまだ動かずただ傍観するだけ。
アマール市民も「ヤマトと共に戦おう」などと騒ぎだす。
そのあとになってやっとヤマトも出撃することを決断。遅すぎでしょ。アマールの依頼があるまで戦闘を始めないというのならば(そんなのはヤマトとは認めないが)それはそれで筋が通っているが、アマールの意思を確認する前に決断するのであれば、ゴルイ提督の決断を受けて即時出撃すべきでしょ。タイミングを逃したばかりにゴルイ提督は無駄死にしたようなものである。敵旗艦を沈めたところで戦争は始まったばかり、まだこれからも戦い続けなければならないのだから。

ところで、試写会などの感想を見てみると「右翼」「タカ派「石原臭が気持ち悪い」などの感想を見かけるのだが、冗談ではない。これのどこが右翼なものか。石原慎太郎都知事が本当の意味での保守であるかどうかわ疑問に感じるところがあるが、それはともかく、ヤマトの行動を見てエトス軍やアマールが星間国家連合と袂を分かつ決意をしたといったような「立派な行動を示し続ければ理解してもらえる」などと言ううすら甘い幻想は、保守派よりもうすら甘いサヨクと親和性が高い考え方だし、SUS=アメリカらしいが、ゴリゴリの反米で中東に接近しようというのは極左の日本赤軍などを想起させる。私から見れば「サヨク・左翼臭くて気持ち悪い」といったところである。大体、右翼だったらアメリカ以上に敵として登場させたい国があるじゃないか。

さて、遅すぎるヤマトの出撃になぜか付いてくる地球艦隊。ヤマトの独断専行はお約束だが、ほかの艦は一体だれの命令でヤマトに同行しているんだ?まぁいいや。
アマール艦隊も同行を申し入れてくる。このアマール艦デザインは結構好きかも。衝角が付いてる。これは体当たりか?体当たりなのか!? それで敵が沈まなかったら白兵戦なんだね!? 燃えるなぁ。と期待していたのに旗艦のシールド以外見せ場なくあっけなく壊滅しちゃった。もったいないなぁ。もったいないお化けが出てきちゃいそうだよ。

しかし後半にも良いところがなかったわけではない。波動エンジンの出力が安定せずシステムの再起動をしようとする双子に対して、波動エンジンの下から這い出てきた太助が「お前たち、いったい何を教わってきたんだ!スパナの使い方も知らんのか!!」と一喝。そう、ヤマトはこうでなくちゃ。コンピュータ任せにせず直に触って動かしてこそヤマトだよ。

さて対要塞戦。敵砲台の動きをいち早く察知し回避するヤマト。しかしほかの地球艦隊に回避命令を出している描写はないし、ヤマトの動きを見て追随しようとしている様子もない。無人艦隊ではあるまいし、命令がなかったので回避行動をしませんでしたって、あまりにもお粗末ではないか?いくらヤマトを単艦で戦わせるためとはいえ、ヤマトだけ回避させてほかの艦は回避もせず壊滅って、どういう演出だよ。回避しようとしたけれどヤマトほどのエンジン出力と機動力がなかったために回避しきれなかったというのであればヤマトを引き立たせる演出だろうけど、これではただの馬鹿さ加減を表現しているだけではないか。

要塞攻撃をしようとしたらバリアが邪魔する。そこで波動エネルギー弾を搭載した特務艇を発進させることに。
???
波動エネルギー弾といっても波動砲よりは威力が小さいのでは?波動砲の射程外なのか?でもバリア解除後すぐに波動砲を撃ってるよなぁ…。一体何のために特務艇を発進させたんだろう。
で、、この特務艇、シイラじゃなくて「信濃」というらしいが、安定翼を展開する前の形状が、震洋(特攻艇)に似てる。空母でも戦艦でもない特攻艇もどきに「信濃」なんて名前を付けるなよ。と思っていたら本当に特攻しちゃった。
特攻自体がいけないとは思わないが、ありとあらゆる手段を尽くした後、ほかにもう手段がないというところまで追いつめられてからの特攻であれば印象的なシーンになるだろうが、ほかの手段を探ることなく特攻ありきの作戦(及びそのための装備)というのはあまりにも安直であろう。

特攻のおかげでバリア解除。五つの砲台を破壊するために六連発波動砲のうち五発を使うことに。連発とはいっても波動砲はヤマトの軸線上にしか打てないのだから、発射・回頭・発射・回頭という風に撃つんだと思っていたのに、回頭もせず本当に連発しやがった。どう考えたらこんなでたらめが通用すると思ったんだろう?
というか、初期シリーズでもオーストラリアほどの大きさの浮遊大陸を一発の波動砲で破壊できたうえ、その後何度かの改修で波動エンジンが大出力化し、それに伴い波動砲の威力も上がっているはずなのに、オーストラリアよりはるかに小さそうな要塞および要塞砲を一発で破壊できないってどういうこと?いくら岩石と超金属(波動砲が効かない超金属だなんて描写はなかったけど)の違いがあるとはいえ、たかだか砲台一基に波動砲一発も使わなければならないというのはしっくりこない。六連発波動砲って言うのは、以前の波動砲が六発というのではなくて、以前の波動砲のエネルギーを六分割にして小出しにしようということなのだろうか。
そういえばブラックホール沖会戦のとき波動砲を撃とうとした上条に対し古代が「今波動砲を撃ったらワープのエネルギーが足りなくなる」とか言ってたっけ。五発までなら波動砲を撃ってもワープできるのだとばかり思っていたのでおかしいとは思ったんだよね。でも波動エネルギー小出し波動砲なんてものにするんなら拡散波動砲でいいじゃん。

砲台を破壊したら要塞が次元潜航。亜空間ソナーはどうしたっていうツッコミは置いておくとして、ここはもう音楽がダメ。時々顔を出してチマチマ攻撃してまた潜航の繰り返しという要塞らしからぬセコイ戦い方をしているだけでもがっかりなのに、要塞の脅威を感じさせるような曲ではないから、要塞のシンクロナイズドスイミングにしか見えない。どうしてこんな軽い表現にしたんだろう。

で、突然古代が「あの太陽は人工太陽で敵のエネルギー源だ」などと見抜きそこに波動砲を打ち込んで戦闘終了。
ちょっと待て!! そこは電算室に活躍させるべき場面だろ!!
何の脈絡もなく古代に気付かせるってなんだよ。
必死に対抗策を考えるも打つ手なし。艦のダメージはどんどん蓄積していく。絶体絶命。そんなとき電算室から「エネルギーの流れが変です。あの太陽が敵要塞のエネルギー源になっているのでは?」という報告が入る。その報告を受けて太陽を撃つ。こういう流れのほうがよほどしっくりくる。
人工太陽が破壊されてエネルギーの供給が断たれた要塞が浮上してきたところを主砲や艦首ミサイルで攻撃するのかと思っていたら、太陽破壊と同時に勝手に崩壊したんだ別次元に逃げ帰ったんだかよくわからない描写で要塞退場。本当に戦闘の描写が下手だなぁ。

ということで次回に続く

テーマ : 宇宙戦艦ヤマト
ジャンル : アニメ・コミック

???宇宙戦艦ヤマト 復活編??? その2

前回の続き

敵の探査網を発見し迂回することに。しかし移民船のエンジン性能ではそんな長距離ワープはできない。そこで危険を承知でブラックホールの重力を利用したスイングバイで加速することによってワープ性能を補完することに。こういう、ピンチを知恵で打開しようとするところはヤマトらしくて好感を持てる。

ただ、その移民船団のスイングバイシーン。CGの弊害か、整然としすぎていてシミュレーション映像を見ているかのような印象。あれだけの数の移民船団がいるのだから、コースの取り方がまずくてブラックホールに落ちかける船があってもよかったんじゃないかな?

折原「あっっ!移民船○○○○号船が航路を外れてます!!ブラックホールに落ちてしまいます!!」
古代「なに!よし、波動砲発射準備!」
上条「えっ?いったいどうするんですか?」
古代「いいか、よくみろ。あの先にブラックホールへ落ちていく小惑星がある。そこを狙うんだ。その爆風で移民船のコースを変えるんだ!」

ってな感じのことがあったりすれば燃えるんじゃないかなぁ。「新たなる旅立ち」で赤色巨星に落ちかけたイスカンダルのコースを変えさせるために使おうとした手だから、旧来のファンならニヤリとするだろうし。いや移民船は爆風を食らったらそのまま壊れちゃいそうだけどそこは何とかなっちゃうのがヤマトという作品だろうし。

しかしその最中に敵襲。しかも三つも艦隊が出てくる。数的に劣勢なのだから地球艦隊を分割してそれぞれの艦隊に差し向けるなんて愚の骨頂。「まだ敵の包囲が完成したわけではない。全艦マルチ体型で中央の艦隊に波動砲斉射。敵の包囲網を分断したのちそれぞれの艦隊を各個撃破。右艦隊のほうが近いか」なんてことを考えてしまう私は別作品を見たほうが良いですかそうですか。
まぁそれはともかく、艦隊を二つに分けて左右の敵にあたらせ中央の敵はヤマトだけで対処するというのもまぁヤマト的といえばヤマト的で燃える展開ではある。しかも地球艦隊も善戦している。しかしその善戦を評して「あの艦(ヤマト)がいることで士気が上がった」ためなんて敵に言われちゃうのは、精神力で戦に勝ったってことなのか?ヤマトの強さというのはピンチを知恵で乗り切るところにあると思っていたのだが…。まあ確かに今回の艦隊戦シーンを見ても智謀を巡らせての戦いなどには見えなかったが、そんな精神論で勝たせちゃ、今時の若者でなくてもシラケる。私の頭の中では「♪知恵を巡らせ頭を使え悩みぬけぬけ男なら」って流れてしまったよ(あっ、これも別作品か…)。

あと気になるのは警告表示等、ディスプレーに表示される漢字表記。これって結構違和感ある。人間が文字を見てその意味を理解するのにかかる時間と、メーターの針の角度を図形としてとらえるのにかかる時間とでは後者の方が圧倒的に早い。戦闘時そのわずかな時間の差が後々に響いてくるということはありうる。そんな中わざわざ種類が多く認識に時間がかかりそうな漢字を多用するのは…。そういうことも考えに含めた結果松本メカは文字を表示するディスプレーではなくメーターを多用していたのだと思う。コンピューターが戦闘からダメージコントロールまで行い、人間はそれを確認するだけというのならば文字表示ディスプレーでもかまわないのかもしれないが、ファンが求めているのは人の手で動かす戦艦の物語である以上、松本メーターの方がリアリティーを感じるのではなかろうか。松本氏と西崎氏がけんかしたことが原因なのか、それともファンが何を求めているのかを読み違えて別の作品のまねをしてみたのかは知らないが、ヤマトらしさが薄れたように感じた。

ここで艦載機発進場面。格納庫や発進の描写は今までの作品にないくらい緻密に描かれ好印象。しかしコスモパルサーミサイルポッドに「乾坤一擲」はないだろ。なんか意味もわからず漢字の描かれたTシャツを着て歩いてる外国人のような痛さを感じてしまう。一擲というのはサイコロを投げること。そんなサイコロ任せなばくち的なことではなくきちんと作戦を立てて勝とうという気はないのだろうか。ないんだろうなぁ…。
コスモパルサーのデザインは微妙。何がいけないってミサイルポッドが角材みたいに見える所。建築現場に向かう輸送機じゃないんだからあれはないだろう。それも過積載。重爆撃機(実際には爆装コスモパルサー)はさらにそれがひどくなる。なんかこのミサイルポッドやら爆弾やらのせいで地球の機体というよりも、エトス軍の機体(実際にはエトス軍は艦載機を運用していないけれど)に見えてしまう。旗艦シーガルのイメージに近いよね?
問題は搭乗員。なんかヤマトの操舵士がいきなり空戦隊長になるうえ、艦医までパイロットとして出撃って何?艦の操舵と戦闘機の操縦は違うんだってことが分かってないのかねぇ今回の製作者は。
旧作の古代がコスモゼロで出撃するのはいいんだ。戦闘班長というのは砲術課と航空課を統括しているんだから。しかしメイン操舵士という専門職がそんなに簡単に艦を離れちゃダメだろ。もっといけないのが艦医。最も負傷者が出る戦闘中に職場放棄って、何のために乗っているんだ?この二人、最初から艦載機パイロットってことにしなかったことに何の意味があるのだろう。あと、この二人の戦闘中のイチャついた会話シーンはいらないと思った。

移民船の盾となりながらの戦闘をするヤマトというのは実によい。今までの作品ではヤマトを守るために駆逐艦が盾になってくれる場面はあったが、ヤマトが別の艦の盾になることはなかった。「守るべきはヤマトではなく人類」という意気が見える。ただ、ヤマトが傷つかなすぎなのはいかがなものか。ヤマト自身がボロボロになりつつも移民船を守るという姿のほうが観客の求めるヤマト像に近いのではなかろうか。どんな攻撃を受けれも傷つかない艦を見たいわけではなく、桁外れの耐久力はあるもののボロボロの状態になりつつも懸命に闘うヤマトが見たいんじゃないかなぁ。これは私だけの特殊な考え?

そんなヤマトの戦いぶりに感服したエトス軍ゴルイ提督は攻撃を中止。星間国家連合やSUSのことを(批判的に)教えてくれる。なんか強引な展開だがそれがヤマト。

そんなこんなでなんとかアマール星に到着。雪の乗っていた艦の残骸と対面。

ここまではいろいろ突っ込みどころは多かったものの、それを差し引いても見所もあり、結構見られる作品であったように思う。ここまでで次回作に続くとかなっていたら、他の人にも勧められる作品だと感じたのだが、この先がねぇ…。

ということで次回に続く

テーマ : 宇宙戦艦ヤマト
ジャンル : アニメ・コミック

???宇宙戦艦ヤマト 復活編??? その1

本日公開の「宇宙戦艦ヤマト 復活編」を見てきた。
映画館は大混雑。どうやら「ワンピース」目当ての客らしい。私はあらかじめ席を予約しておいたので混雑している窓口を使わず発券できたので支障なかったのだが、「ワンピース」客のせいで上映開始時間までにチケットを手に入れられない人もいたのではなかろうか。そのせいもあるのかもしれないが、席は二割ほどしか埋まっていない。土曜日で上映初日なのにこの客の少なさ…。

まぁ、なんにしてもとりあえずは見てみる。

違和感ありまくり。

まず移民船団旗艦「ブルーノア」が、砲塔を並列に配置した、シド・ミード版YAMATOっぽいデザインにげんなり。砲塔の並列配置って私の感性にあわないだけでなく軍事的にも意味があるとは思えない。と思ったらパンフを見たら「ブルーノア」は空母だって…。そりゃ、まぁブルーノアといえば宇宙空母だけど、艦載機発艦場面が全然印象に残ってなくて空母だとは気付かなかった。まぁ戦艦だったら砲塔の並列配置は許せないけれど空母ならよいか…。
まぁなんにしてもブルーノアをはじめとする地球の護衛艦隊はあっけなくやられてしまうのはお約束とは言え、もう少し見せ場を作ってやれなかったものかねぇ。最初のシリーズの沖田艦のように端から戦力不足だというのならともかく、充分敵を撃破する能力を持った艦隊なんだから。いや、拡散波動砲を使ったりしてそれなりの戦果はあげてたみたいだし、第一次移民船団も一部とはいえアマールに到着しているから作戦的には失敗とは言い切れないのだろうけれども、ブルーノアもスーパーアンドロメダ級戦艦もやられていることから惨敗のイメージが…。
まぁ確かに地球艦隊が惨敗しなければヤマトが引き立たないというのはわかるのだが、たとえば「2」の時の、圧倒的に不利な状況から敵艦隊撃滅をやってのけた土方司令の智謀と地球防衛艦隊の雄姿、その地球防衛艦隊がなすすべもなくやられてしまう彗星都市帝国の圧倒的な力、その圧倒的な力に敢然と立ち向かうヤマト。こうした対比を重ねてこそドラマというもの。この点今回の作品はあっさりしすぎてドラマにも何もなっていないように感じる。いや、今回の作品に限ったことではないんだけれどもね。
ところで古代(森)雪は移民船団の責任者という立場なのになんで旗艦「ブルーノア」ではなく、名前も明らかでない「スーパーアンドロメダ級戦艦」に乗っていたんだろう?あと、こんなところでサービスシーンはいらない。

古代が、救助に訪れた壊れた艦を操縦して敵を撃破する場面、あれは艦の機動ではない。敵とすれ違った後急速反転して背後から敵を撃つ、と文章で書くと艦対艦の戦闘としてありそうにも見えるものの、印象としては戦闘機の機動。コスモゼロの感覚で艦を動かしちゃダメだろ、古代。いや監督の責任か…。

キャラの顔立ちに違和感。古代進の顔はタツノコアニメのキャラみたいな顔だし、徳川太助などは「誰?」って感じ。旧作の回想シーンなどが旧作のままで使われていることから、一部キャラの顔が年齢を重ねたこと以上の変わりようを見せたことに特に気になるようになってしまった。そのくせ佐渡先生は昔のままといって良いし、島次郎も島大介の弟と一目でわかる顔。このチグハグ感が全体的な違和感になったようである。徳川についてはあきらめるにしても、古代はあんな顔にするくらいなら髭面のままのほうがよかったんじゃないかな?

ところで真田さんって宇宙科学局長官てことになってるけど、なんでその肩書で地球防衛艦隊に命令を下せるの?地球防衛軍司令長官はどこへ行った?「3」の時は移民本部の本部長は地球防衛軍司令長官が兼任してたよね?宇宙科学局長官なら艦隊を運用する前に、移動性ブラックホールの全容解明に力を尽くすのが任務ではないか?

さて、最大の難問。いったいなぜ「ヤマト」を引き上げ・修理しなければならなかったのか。「1」のときは地球艦隊は壊滅し、移民用に改造していたヤマトしか残っていなかったため、「2・さらば」は、防衛軍司令部に逆らって出発する際乗っ取りやすかったため、「永遠に」も敵の目をすり抜けて動ける艦がヤマトだけだったため、完結編も他の艦は壊滅状態。いずれにしてもヤマトでなければならない理由があった。しかるに今回は、わざわざヤマトを引っ張り出すまでもなく地球艦隊は健在。主力戦艦はやや武装が貧弱とはいえスーパーアンドロメダ級戦艦は、充分使える艦だろう。なぜヤマトなのか。ヤマトを出さなければ話が進まないとはいえ、そこに説得力ある背景がほしかった。

今回のヤマト乗組員は礼儀のなってない若造が多い。まぁそれがヤマトという作品なのだから仕方がないのだろうが、特にひどく感じる。機関室にたたずむ士官服の古代に向かって何の確認もせず「スパイだろ!」と決めつけて殴りかかるって、どんな教育を受けてきたんだ?普通見知らぬ士官がいても、お偉いさんの視察か何かと考えるのが普通だろう。さらに副艦長を名乗る相手に「副艦長だか九官鳥だか知らないが」って…。
機関室の双子もなんだかなぁ。わざわざ双子にした意味がわからない。ウザさが二倍になっただけ。どうでもいいけど機関室って重たいレバー操作が多い重労働な部署なんだからがっちり体型の者のほうが良いのでは?と思ったら機関室隣の操作室でコンピュータ操作をしてるだけって…。なんじゃそりゃ。ヤマトも人が動かす戦艦からコンピュータの動かす戦闘マシンになってしまったのか?真田さんは何を考えて、持論を曲げてまでヤマトをこんな非人間的な艦に改造してしまったんだ?

なんだかんだでヤマト発進。氷の中から発進というのはまぁ良いのだけれども、ここで軽快な編曲のアルフィー版「宇宙戦艦ヤマト」の歌というのは…。軽快な編曲自体は旧作においてもコスモタイガーの戦闘シーンで使われていたし、そういう場面でならアルフィーの高い声の軽い感じの歌でもありだと思うのだが、ヤマト発進という見せ場の一つで使うには力不足ではないかなぁ。余韻を感じる間もなく発進シーンも終わってしまうし。発進シーンって、私が思ってるほど重要視されていないのか?


ということで長くなったので次回に続く。


<20日追記>
1000円デーなのでもう一度見に行ってきた。ブルーノアからの艦載機発艦場面、確かにあった。初見時はデルタ翼がパカッと割れてそこから発艦なんていう変なギミックを脳が受けつかなかったらしい。
というか、あそこまで敵が接近している中であんな変なギミックを作動させるのは自殺行為以外の何物でもないだろう。

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