某団体の機関誌
某団体から機関誌が届いた。10月に参加した除染ボランティアの際、ちょっとしたインタビューに答えたのだが、その記事が掲載されたとのこと。他にもインタビューを受けた人、写真を取られた人は何人もいたのに、なんでよりによって私を使うかなぁ…。しかも私が答えたことと他の人が答えたことが混ざってしまっているようだし…。
まぁ私の本名を知っていなければその記事を読んでも見過ごしてしまうだろうし、機関誌などどれだけの人が読んでいるか知らない。しかし全国規模の組織の出しているものだけに、このブログをご覧になっていて私の本名をご存じの方の目に触れないとも限らない。
ということでここで誤解を解いておくこととしよう。
まず私の写真を見て「日野のトレードマークである和服じゃない!!」などという人もいるだろう。
瓦礫のかたずけであろうが除染での表土はぎとり作業であろうが、和服でできないことではない。いわゆる野良着というものがあるわけだし。
しかしそういった格好で被災地入りした場合、好意的な目で見る人より「遊びに来ているのか」というような反感を感じる人も多かろう。今どき被災地のような農家の多い土地の年寄りだって野良着姿などで仕事はしていないだろうから。
そんな服装ごときで不快な思いをさせることは本意ではないので無難な恰好をしているまでである。
でも洋服姿の私の写真が残るというのはあまりうれしくないので、見つけた方は墨で塗りつぶしておくように!
さて、内容についてである。
その記事によると私は岩手や宮城などで被災地ボランティアを続けており、側溝のふたを裏返すだけでも線量が下がるということに驚いたことになっている。
ちなみに私が記憶している記者とのやり取りは以下のとおりである。
記者:ちょっとお話をうかがってもいいですか?
私:お役にたてるようなことは話せないと思いますけど?
記:いいんですよ。どちらからいらしたんですか?
私:神奈川県の平塚市です。
記:結構遠くからですね。新幹線で来られたんですか?
私:いや、夜行バスです。
記:ボランティア慣れした服装をされていますけど、もう結構いろいろな場所にボランティアに行ってらっしゃるんですか?
私:新地町や南相馬市など福島県内を中心に数回程度ですね。宮城県の石巻市にも一度行きました。
記:それで今回放射能除染ボランティアに参加しようと思われたきっかけは?
私:放射能に偏見のない人間がやらないことにはどうにもならないことですからねぇ。ボランティアを募集しているところを探していて、コープふくしまでの募集を見て参加を決めました。
記:今回の除染作業では側溝のふたを裏返すという方法がとられていますけれども、どう思われますか?私は側溝のふたを裏返すだけでこんなに線量が下がるのかと驚いたんですけど。
私:線量が下がることは予想していました。余計な廃棄物が出ないのでよい方法だと思います。
記:ありがとうございました。
こんな具合だった。録音ではなくメモでの取材だったので他の人のインタビューと混ざっちゃったんだろうなぁ。まぁ放射能についての知識がない人が参加して効果に驚く方が記事として見栄えがいいからわざと取り違えたという可能性もなくはないけれども。(だったら私を使わなければいいんだけれども…)
まぁとにかく私はこのブログ上で放射線について書くと宣言しているわけだから、この機関誌の記事についての誤解を解いておかないと「コンクリートで放射線を遮蔽できることも知らないど素人が、なに偉そうに放射線について語ってんだ!」ってことになってしまう。ただでさえ放射線について『危険だ』と言わないと「御用学者に騙されている」というレッテルをはられる風潮があるのに、このブログで私の書くことの信用度を落とすような状況を放置するわけにもいくまい。
誤解を解くことも大事だが、さっさと予告したことくらいは書きあげてアップしないと…。
まぁ私の本名を知っていなければその記事を読んでも見過ごしてしまうだろうし、機関誌などどれだけの人が読んでいるか知らない。しかし全国規模の組織の出しているものだけに、このブログをご覧になっていて私の本名をご存じの方の目に触れないとも限らない。
ということでここで誤解を解いておくこととしよう。
まず私の写真を見て「日野のトレードマークである和服じゃない!!」などという人もいるだろう。
瓦礫のかたずけであろうが除染での表土はぎとり作業であろうが、和服でできないことではない。いわゆる野良着というものがあるわけだし。
しかしそういった格好で被災地入りした場合、好意的な目で見る人より「遊びに来ているのか」というような反感を感じる人も多かろう。今どき被災地のような農家の多い土地の年寄りだって野良着姿などで仕事はしていないだろうから。
そんな服装ごときで不快な思いをさせることは本意ではないので無難な恰好をしているまでである。
でも洋服姿の私の写真が残るというのはあまりうれしくないので、見つけた方は墨で塗りつぶしておくように!
さて、内容についてである。
その記事によると私は岩手や宮城などで被災地ボランティアを続けており、側溝のふたを裏返すだけでも線量が下がるということに驚いたことになっている。
ちなみに私が記憶している記者とのやり取りは以下のとおりである。
記者:ちょっとお話をうかがってもいいですか?
私:お役にたてるようなことは話せないと思いますけど?
記:いいんですよ。どちらからいらしたんですか?
私:神奈川県の平塚市です。
記:結構遠くからですね。新幹線で来られたんですか?
私:いや、夜行バスです。
記:ボランティア慣れした服装をされていますけど、もう結構いろいろな場所にボランティアに行ってらっしゃるんですか?
私:新地町や南相馬市など福島県内を中心に数回程度ですね。宮城県の石巻市にも一度行きました。
記:それで今回放射能除染ボランティアに参加しようと思われたきっかけは?
私:放射能に偏見のない人間がやらないことにはどうにもならないことですからねぇ。ボランティアを募集しているところを探していて、コープふくしまでの募集を見て参加を決めました。
記:今回の除染作業では側溝のふたを裏返すという方法がとられていますけれども、どう思われますか?私は側溝のふたを裏返すだけでこんなに線量が下がるのかと驚いたんですけど。
私:線量が下がることは予想していました。余計な廃棄物が出ないのでよい方法だと思います。
記:ありがとうございました。
こんな具合だった。録音ではなくメモでの取材だったので他の人のインタビューと混ざっちゃったんだろうなぁ。まぁ放射能についての知識がない人が参加して効果に驚く方が記事として見栄えがいいからわざと取り違えたという可能性もなくはないけれども。(だったら私を使わなければいいんだけれども…)
まぁとにかく私はこのブログ上で放射線について書くと宣言しているわけだから、この機関誌の記事についての誤解を解いておかないと「コンクリートで放射線を遮蔽できることも知らないど素人が、なに偉そうに放射線について語ってんだ!」ってことになってしまう。ただでさえ放射線について『危険だ』と言わないと「御用学者に騙されている」というレッテルをはられる風潮があるのに、このブログで私の書くことの信用度を落とすような状況を放置するわけにもいくまい。
誤解を解くことも大事だが、さっさと予告したことくらいは書きあげてアップしないと…。
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