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日野光治

Author:日野光治
馬鹿と煙は高い所に登る。
しかし高い所に登らなきゃ見えない景色もある。
政治だって『庶民の目線』なんてのがもてはやされてるけど、そういう低い位置からだけしか見ていなければ道を誤る。
ということで、馬鹿は馬鹿なりに今日も好き勝手に政治放談したり山歩きをしてみたりと、気ままに生きてます。

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2011年富士登山記(4) ゴールはどこだ?

さてラストスパートだ。しかし私は足も遅いけれども筆も遅いなぁ。




準備・補給を終え、8時に下山開始。

当初の予定では前日のうちに登頂し、御殿場口を下る途中で宿泊し、八合目まで登り返すか六合目まで下るかして富士宮口に向かうというルートを考えていたのだが、御殿場口を降りるというのはあくまでも予約なしで宿泊するための措置。予定が遅れてすでに宿泊してしまっている以上御殿場口に行く理由はない。富士宮口の六合目より上は登りでも下りでも通ったことがない。良い機会だから富士宮口を下りることにする。

しかし結論から言うと、富士宮口は下るところではなくて登ることだと思う。
登山度と下山道が同一ルートの富士宮口ではあるが、大きな段差が続いている。大きな段差というのは登りでも確かに体力を消耗するものではあるが、あくまでも体力の問題でしかない。しかし大きな段差を下るとき足に受ける衝撃というのは相当ダメージを蓄積させる。体力が有り余っていても足に不具合があれば動けない。体力的にギリギリなところで足に負担をかけるこのコースは下山向きとはいえないだろう。
富士宮口というのは四大登山口の中では2番目に人気のコースであり登山者が多い。それなのにこんな下りに不向きな場所を登山道下山道同一コースにするというのはどうなんだろう。もう少し下りやすい下山道を新たに整備した方が混雑解消にもなってよいのではなかろうか?

まぁそれでも途中まではそれなりのペースで下れたように思う。

とりあえず九合目万年雪山荘の脇から頂上を見上げる。
万年雪


八合目くらいまではほかの人たちと比べてもそう遅くはないペースで降りられたのだが、足のダメージの蓄積により、そこから先ではどんどん後から来た人にぬかされるようになる。皆さんどうしてあんなにスイスイ歩けるのだろうか。道が狭いから追い越しの人に道を譲らなければならないうえ、登山道では登り優先ということで登ってくる人がいれば道を譲る。まぁ道譲りを口実に休み休み降りていくことにする。何せ富士宮口五合目で終われる他の人とは異なり、私のほうはまだまだ先が長いのだ。

下りの最中に自衛隊の集団三つばかりとすれ違う。時期的に見てこれも登山駅伝関連であろうか。


そんなこんなで12時に六合目に到着。ここでしばしの休憩。

12時30分に宝永火口に向けて出発。宝永山経由で御殿場口に戻ろうというのではない。宝永火口沿いに双子山のほうに降りて行き、そこから御殿場口へ戻る計画である。
素直に御殿場口には下りず、あえて周り道をする。それが私だ。そんな私だから人生も周り道。いや人生のほうは迷い道か?って私の人生の話などどうでもよい。

このころになると雲が拡がってくる。炎天下の暑い中を歩くよりかはマシだが、景色が全く見えないというのも味気ない。

宝永第二火口と第三火口の間のところで、御殿庭上へと向かい第三火口の中に降りていく。天気が良ければここから第一火口・第二火口越しに山頂を眺められると思っていたのだが雲のため山頂は見えない。
宝永第一火口・第二火口
こんな感じ。山頂どころか第一火口の一部も雲で隠れている。

しかし分かっていたことではあるがこっちに来る人は本当に少ないねぇ。まぁ皆無ではないけれども、持っている荷物の量からすると頂上から下りてきた人ではなく、富士宮口五合目から来た人に見える。山頂からわざわざ足に負担のかかる富士宮口を通ってさらにその下まで歩こうなんて人は少ないのだろう。

第三火口を通り抜けた御殿庭上からしばらくの間は樹林帯である。

ところで登山記(1)の地図を見ていただきたい。御殿庭上を過ぎてしばらく行ったところで軌跡が途切れているのがわかるだろう。これは別にここからバスに乗れるとか、ここで遭難して終了とかいうわけではない。もちろん電池切れでもない。記録容量が一杯になっているのに気付かなくてそこで記録が止まってしまっていたのだ。本来ならば容量が一杯になる前にデータを保存してアクティブログをクリアしなければならなかったのであるが、すっかり忘れていた。宿泊時や大休止のときは電源を切って記録を止めていたのだが、やはり御殿場口の登りで時間をかけすぎたのが悪かったのか…。いや、初期設定のまま一定時間ごとに記録を取っていたのだが、一定距離移動ごとの記録に設定し直していれば大丈夫だったのか?

さてここの区間、道ははっきりしているのだが結構急な坂道が多い。砂礫で覆われ滑りやすいところもある。ところどころに「ハイキングコース」との標識があるのだが、この道がハイキングコース?
どう見てもハイキングといった生易しい道ではなく、もっとハードな登山道に見える。

しかしこのハイキングコースの標識、目的地までの時間が書かれているものがあるのは良いのだが、あまりにもいい加減。双子山まで55分と書かれた標識を見てから約一時間歩いたらまた双子山まで55分と書かれているような感じ。これは個人の歩く速度がどうこうの問題ではなく明らかにおかしいだろう。おかげで自分が今どの辺まで進んだのかの推測ができなくなってしまった。まぁ本来はこういう時こそGPSで現在位置を確認すればよいのだろうけれども、道に迷っているわけではないから、時間さえかければ必ず目的地に着けるだろうと楽観的に考えてそのまま進む。

途中、砂の崖に見えるところを登らねばならないところがいくつかあった。昨年砂で崩れやすい崖を登った時のことを思い出して途方にくれたのだが、実際に歩いてみたら、見た目ほど崩れやすくはなくて無事通過できた。
もし見た目通りの崩れやすい砂の崖であったなら別のハイキングコースに向かうために、来た道を戻らなければならなくなるところであった。そうなれば最終バスに乗り遅れる可能性も出てくるし、さすがに下りも御殿場駅まで歩くなんて気力・体力もない。無事に通過できてよかった…。


天気が良くて時間に余裕があれば双子山の頂上にも登ろうと思っていたのだがあたりは相変わらず霧の中だし、下りも結構時間がかかったからバスの時間に間に合わせることを最優先にしなければならない。ということで御殿場口新五合目に向けて進む。
この双子山-新五合目間は場所が場所だけに、砂走り。今回は下りだから良いものの、ハイキングコースとしてはここを登るの?
私は嫌だよ、こんなところ登るのは。別のハイキングコースから回り込んで、ここは下るのがいいんじゃないかなぁ。




そんなこんなで16時7分、新五合目に到着。
鳥居をくぐったところで声をかけられる。「タクシーに乗っていきませんか?」

どうやら私より前に新五合目に到着した人らしい。バスは17時00分の最終便までないということでタクシーを呼んだらしいのだが、割り勘要員として声をかけられたらしい。
確かに長時間バスを待つよりはタクシーに乗ってしまいたいという気持ちもわからないではない。しかし私は下りてきたばかり。休憩したり埃をはらったり荷物を整理して詰め直したりしているうちにバスがくるだろうから、私にとっては割り勘にしてもバス代以上の金額になるタクシーに乗るメリットはあまりないのだが、売店のおばちゃんまで動員して割り勘要員を探している人に対して断るのも悪い。次に下りてくる人がどのくらい後になるかわからないし、その人が自分の車で来ている可能性もあるのだから。
仕方がないので同乗を承諾して、休憩する間もなくタクシーに乗り込む。
でもタクシーの運転手さんが富士山についていろいろ語ってくれたのはおもしろかったから、損をしたって気分にはならなかったかな。


そんなこんなで御殿場駅到着。同乗の方々に挨拶をしたのち、私は新橋浅間神社まで戻った。今回も変則的なコースながら無事全行程を終えることができたということで、お礼のご挨拶。

帰りにも木の花名水を汲ませてもらおうと思ったら今回は人が並んでいる。中には二十本位のペットボトルを持ってきている人もいる。まぁ自由に汲むことのできる場所だから二十本汲もうが三十本汲もうが構わないのであるが、ここにきてペットボトルをすすぎながら汲むってのはどうなんだろう。ただでさえ量が多くて他の人を待たせるのだから、すすぐのくらいは事前にやっておき、ここでは汲むだけにするというのが当たり前のマナーではあるまいか?



ということで今回の富士登山は終了。今回までで四大登下山道の中で一度も通ったことがないのはスバルライン口登山道6~8合目、同下山道8~6合目、御殿場口下山道6~5合目を残すのみとなった。(まぁ登山道と下山道が同一ルートでも登りと下りを分けてカウントすればこれに富士宮口6~10合目の登りも加わるけれども)
普通にやれば後二回登らなければコンプリートできないが、変則ルート好きの私ならあと一回でいけるかな。今は地図に載っていない(けれど踏み跡やマーキングをたどれば何とか通れそうな)御中道を通ればスバルライン口6合目から御殿場口6合目までいけるはずだから。
ということで次回は麓からの登山は休止したショートコースでまだ通ったことのない部分を消化することにしよう。ついでに頂上の残り四つの峰も消化して。まぁショートコースとは言っても5合目から普通に登る人と比べれば長距離なんだけれどもね。
さらにその次のアホ企画も構想はまとまっている。来年以降をお楽しみに!!



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2011年富士登山記(1)
2011年富士登山記(2)
2011年富士登山記(3)
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テーマ : 登山・ハイキング
ジャンル : 旅行

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