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日野光治

Author:日野光治
馬鹿と煙は高い所に登る。
しかし高い所に登らなきゃ見えない景色もある。
政治だって『庶民の目線』なんてのがもてはやされてるけど、そういう低い位置からだけしか見ていなければ道を誤る。
ということで、馬鹿は馬鹿なりに今日も好き勝手に政治放談したり山歩きをしてみたりと、気ままに生きてます。

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2010年1回目の富士登山記(1) 須走浅間神社から登っちゃうぞ!!

さて富士山にいってきてから一週間経ってしまった。そろそろ詳細版をアップしなければ。

ということでまずは今回の経路。

GPSログ



さてさて、昨年の逆コースで、須走口から登って御殿場口下山道・宝永山経由で富士宮口に降りる計画。それに麓からの登山をプラスしたコース。距離的に見れば吉田口の麓からコースと大差ないはずだし、いろいろ見どころのありそうなコース。登ってて飽きることはないだろう。問題は体力的にキチンと行って帰ってこれるか。まぁ行って帰ってくる体力がないと思えばこんな計画はしないわけだけれど、それではどの程度時間がかかるか。

浅間神社から五合目までを(グランドキャニオン・小富士経由で)6時間程度、五合目から頂上までが、疲れが蓄積している分、標準タイムより大幅に時間がかかるだろうから10時間程度。合計16時間程度を登りに使うと試算。
御来光を頂上で迎えようとした場合、余裕を持って4時には頂上についていたいから、その16時間前、12時には浅間神社を出発していなければならない。
でも一番暑い時間をふじあざみラインの照り返しのきつい中を歩くのはつらそう。しかし朝一番のバスで浅間神社に行き8時くらいから登り始めれば多少は暑さがしのげるかもしれないけれど、そのためには自宅をものすごく早い時間に出なければならず、寝不足状態で出発しなければならない。どうすべきか迷っていたのだが、結果からいえば当日寝坊気味だったため、10時半ごろから登山開始という、ちょうど間をとったような時間になった。

ちなみにかかる時間を試算はしているものの、試算通りに進めるかわからないので、今回は山小屋の予約はしなかった。予約しておきながらそこまでたどり着けなかったりするかもしれないわけだから。まぁ予約が取れるんならご来光は山小屋前で迎え、十分な休息ののち余裕を持って登頂というのが無難だとは思うんだけどね。麓から登るんなら。
というか、山小屋の予約ってなかなか難しい。天候がはっきりして登山日程が決まってからでは予約は取れないだろうし、予約の取れるうち、まだ天候がどうなるかもわからないうちに予約しちゃって、運が悪ければ雨の中の登山ってのも嫌。ちなみに去年は平日の上、利用者の少ない御殿場口の山小屋だから比較的間際になってからの予約でも何とかなったけど、今年は土日だからねぇ…。


まぁ、そんなこんなで、『東口本宮富士浅間神社(須走浅間神社)』に到着したのが10時05分。道が混んでいたためバスは遅れ気味だったみたい。本当ならもう20分くらいは早くつけたのかな?
須走浅間神社入口
まずは参拝し登頂祈願。
須走浅間神社
賽銭箱に書かれた紋が見えるかな? 富士山に桜の紋。浅間神社がお祀りしているのは木花之佐久夜毘売命。この神様の名前の中の『サクヤ』が変化して『サクラ』という名ができたともいわれている。富士山の神様であり桜のもととなった神様。だから富士山に桜の紋なわけだ。日本を代表する山である富士山と日本を代表する花である桜。日本だねぇ。



さて、参拝が終わったら、裏参道から退出。参道を抜けると駐車場、そしてその先には登山道(ふじあざみライン)の入口が。
登山道入口
準備を終え、10時25分に出発。

出発してすぐに東富士五湖道路をくぐるトンネル。気分的にはこのトンネルを抜けたところが出発点というようにも感じてしまう。
ふじあざみライン標識
車はあまり通ってないが、五合目の駐車場は満車だそうな。まぁ歩きの私には関係ないことだ。

しばらく行くと松並木という標識がある。
松並木
しかし標識はあるものの、実際に松並木が始まるのはまだ先のよう。

五合目までは一切の補給ができない。体内の水分を汗として流してしまってはもったいないので、意識的にゆっくり歩く。しかしそんなの無意味だった。標高は800メートルほどだから、標高の低いところと比べて5度くらいは気温が低いはずだが、この時期の昼間では十分暑い。おまけに五合目まで補給ができないということで、その分余計に水を持ってきておりその重さものしかかってくる。
結果、歩きはじめて30分もしないうちに汗だく。せっかく塗った日焼け止めも流れてしまったろう。松並木の木陰も大して涼しくない。

さらにしばらく進むと雲が出てきた。直接照りつけられるよりはだいぶましになったものの、すでに予定よりも体力を消耗している。やはり私は疲れよりも暑さに弱いようだ。8時くらいから登り始めていれば多少は良かったかな?
できれば登り口付近で前日に宿をとり、明るくなり始める5時くらい出発というのが理想的なのかもしれない。そうすれば涼しいうちに樹林帯に入れたんだろうねぇ。とはいっても後の祭り。とにかく進むしかない。



そんなこんなで旧登山道の入り口に着いたのが11時50分。ちょうどふじあざみラインのつづら折りが始まるところ。
旧登山道入口
自衛隊の敷地だから、本当は入っちゃいけないのだろうけれども、「見つかっちゃったら謝ればいいかぁ」と、軽い気持ちで入りこむ。良い子は真似しちゃダメだぞ!!
旧登山道の様子1 旧登山道の様子2
広くはっきりした道だが、そこにある靴跡は登山客のものか自衛隊員のものか?まぁ自衛隊員のものなんだろうなぁ。そんなに登山者がたくさん通っているとは思えないもん。
ここを登っている最中に雨が降り出す。木陰で休憩を兼ねて雨宿り。そんなに時間がたたないうちにやんだので出発。

12時55分。旧登山道はいったん終わり、しばらくはふじあざみラインを歩く。10分ほど歩くと馬返しである。
馬返し1 馬返し2
この馬返しのところからまた旧登山道に入る。

こっちの旧登山道は倒木などで道がふさがれてたりする。
旧登山道の様子3
今までと比べ歩きにくくはなっているが、まだ進める。

そんなこんなで進んでいくと旧登山道と交差する道が。グランドキャニオンに向かう道だ。
旧登山道とグランドキャニオンへの道
グランドキャニオンへ向かう道のほうが旧登山道よりも整備されてるように見えるけど、仕方がないことだろう。通る人の数が違うもん。



山場の一つの直前ではあるが、いったんここで終了。次回をお楽しみに!!




2010年1回目の富士登山記(2)

2010年1回目の富士登山記(3)
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テーマ : 登山・ハイキング
ジャンル : 旅行

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